SHcS(Smart Health-care System)|スマートヘルスケアシステム

目次

SHcS(Smart Health-care System)スマートヘルスケアシステム

介護対象者の安心安全を確保し、介護スタッフの負担軽減を目的としたシステム

ICT、IoT技術を駆使することで介護施設で業務に従事する方々の「スタッフ業務の効率化」を実現しました。
健康状態を把握する商品としてバイタルセンサーを活用した腕時計タイプ「スマートウォッチ」が普及していますが、常時腕に付ける必要があり負担に感じる方もおられます。

本システムは、非接触バイタル感知センサー(24GHzマイクロ波を使用したドップラーセンサー)を使用することにより、介護対象者ご本人への身体的負担ゼロを実現しました。

導入における3つの安心ポイント

 1.バイタルセンサーとIoT&ICT技術のコラボにより、スタッフ業務の効率化を実現

介護対象者の入床・就寝中・離床・起き上りを検知し知らせると共に、健康状態をスタッフがいつでも確認できるシステムです。

  • 異常を検知したら、スタッフルーム内の「積層信号灯が作動(/)」すると同時に、スタッフルームのパソコン画面へ表示しお知らせするハイブリッド方式
  • バイタルデータ(呼吸 心拍 体動)を分析・管理(健康観察支援が可能なシステム)で、パソコンだけでなく端末(スマホ、タブレット)でも専用アプリで簡単確認
  • 本システムは、WEBアプリであり、介護対象者毎の運用シーンに合わせたセッティング機能も搭載。

 2.「もしも…」の事態をサポートし、スタッフ業務を補助します

巡回中、いつ起こるかわからない介護対象者の異常に気付けないと、大きな惨事につながります。そこで、警告・異常をスマホへのプッシュ通知でスタッフ全員へお知らせします。

 3.当社独自のサポート

  • 介護対象者の健康状態の悪化時のセンサーの設定調整やセンサーの対象者変更に伴うセンサーの設定変更作業を遠隔からサポートします。(当社独自のネットワーク技術を利用:特許第7038986号)
  • 本システムは政府が推進する「介護ロボット導入支援事業」補助金の該当商品です。(令和5年度時点)

非接触式バイタルセンサー

人間の体表の動きから脈・呼吸を高精度に感知するセンサーです。
本システムは、非接触バイタル感知センサー(24GHzマイクロ波を使用したドップラーセンサー)を使用することにより、介護対象者ご本人への身体的負担ゼロを実現しました。

非接触バイタルセンサーの性能・特徴・メリット

金属板、セメント、水以外は透過する為、人目の付かないところに設置可能(天井裏等)。よって被験者が意識せずに使用出来ます。

動くものをとらえるのが非常に得意ですが、10cm~約2.5mであれば体が静止していても
脈拍・呼吸がセンシング出来ます。

24GHzのマイクロ波を応用しておりますが、10GHz以上のマイクロ波 は体表で反射して
体内に侵入しません。

20mW以下のマイクロ波は体に無害であることが総務省の資料で証明されていますが、
当センサーは3mW以下の出力です。

布団、衣類を透過して直接体表の動きをセンシングします。

外乱光、温度の影響を受けません。

SHcS(スマートヘルスケアシステム)のソフトウェア構成

 1.SHcSモニターシステム

フロアー毎、複数の介護対象者の現在状況を同時に確認。(夜間訪室前に状況把握)

アプリ内各アイコンクリックで詳細情報がポップアップ表示。

イラスト表示や状態を色分けし介護対象者の状態が一目で把握。

 2.SHcS健康管理システム

センサー内蔵の二つのドップラーセンサーにより精度の高い状態の可視化を実現。

部屋番号、日時を入力し体動グラフと健康グラフを作成し管理が可能。

介護スタッフの経験値や時間をかけなければ発見しにくかった「褥瘡」や「睡眠時無呼吸症候群」などの兆候管理に活用。

目次